体力の過信は禁物ですよ

◎体力の過信は禁物ですよ

 

こんにちは、山登りインストラクターのmoetanです。

 

 

山登りの遭難原因の一つに疲労があります。

 

天候不順により急激に気温が下がりまた強風が吹いて、体力が極度に消耗する場合などです。

 

 

 

2009年7月16日に起きた、北海道大雪山系トムラウシ山での大量遭難はまさにそうした事例です。

 

北海道とはいえ7月に、天候悪化による低体温症で9名の方が遭難死しています。

 

高山の怖い一面を如実に表した事例と言えます。

 

これは、気温の低さと強風によって体力が極度に低下したために起きた遭難死です。

 

忠別岳から望むトムラウシ山 Wikipediaより

 

 

ここまで極端な事例でなくても、自分の力に見合わない山を登ったために自力で下山できないことがあります。

 

単独行の登山者に多いのですが、天候に変化があったわけでも、ケガをしたわけでもなく、ただ単に疲労から歩けなくなったという例です。

 

まさに自分の歩く力を過信したがために起きた遭難です。

 

 

 

しかし、考えてみるとこの場合の疲労は休憩すれば回復し、再び歩ける類のものですね。

 

ところが、一人で登ってきているためあたりが薄暗くなってくると急に不安になります。

 

必携品であるヘッドランプを持っていない、ビバーク用のツェルト(簡易テント)なども当然持っていません。

 

こういう登山者に限って安易な考えから警察に救援要請をします。

 

 

体力の回復を待てば自力で下山することは十分可能にも関わらず救援ヘリを要請し、民間ヘリしか今は飛ばせないとなると断ったり(百万円単位の費用がかかる)、というふざけた事例もあると言いますから、同じ山登りを愛好する者として恥ずかしいですよ!

 

 

初心者の方は必ず経験者と一緒に登ってくださいね。

 

間違ってもひとりで行くことは考えないでください。

 

山登りは楽しく気持ち良く登りたいですから。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です