山の中での救急処置を学ぶ!?

◎山の中での救急処置を学ぶ!?

 

こんにちは、山登りインストラクターのmoetanです。

 

 

2年前の6月に、わたしはjRO(日本山岳救助機構)が主催する講演会を聞きました。

 

講演者は東京消防庁八王子消防署の宮村岳氏。救急救命士でもあります。

 

テーマは「山岳事故における救急処置」でした。

 

 

下界の救命知識が山で役立つのか?

 

わたしは東京消防庁の上級救命講習と応急手当普及員講習を3年毎に受講しています。

 

これらの講習で得た知識が山登りの時に使えるのかということになると、かなり疑問に感じていました。

 

まったく意味のないことではもちろんありません。

 

心肺蘇生法やAEDの使い方などは必要な知識です。

 

 

しかし山の中でもし傷病者と遭遇した時にどの程度貢献できるのか?

 

まず傷病者のところまでたどり着けるのか?

 

転落・滑落している場合だと足場の悪い位置や、見えはするけどそこにたどり着く手段を持たないケースが充分考えられます。

 

 

 

傷病者と遭遇した時に何ができるのか?

 

また119番通報ができるのか?

 

携帯電話が使えるのか現場の環境によって変わります。

 

仮にたどり着けたとしても、AEDは期待しないほうが賢明です。

 

山小屋が近くに無いほうが確率的には圧倒的に高いですから。

 

 

心肺蘇生法はいつまで行えば良いのか?

 

いつ来るとも知れない救助隊が到着するまでなんて不可能です。

 

 

 

山登りに適した救急救命法とは?

 

今回の講演会ではそのあたりの疑問が多少解けました。

 

要するにわたしが受講してきた救命講習は都市型のもので、山登りのような野外では効果をあまり発揮しないということです。

 

アメリカではそうした野外活動のための救急救命法が確立されており、日本でも

民間機関が講習を行っているようです。

 

公的機関ではやらないんですかね。

 

高額な受講料を払ってでも受ける必要性は感じています。

 

知識としてないよりある方が良いに決まっていますから。

 

 

 

"山登り"はスポーツなのか?

 

山登りはリスクを背負って行なうスポーツです。

 

いま、スポーツ、と書きました。

 

"山登り"はスポーツなんでしょうか?

 

 

この日、警視庁青梅警察署などで山岳救助隊を率いていた金邦夫さんがjROの顧問という立場で冒頭挨拶をしました。

 

金さんの話では、奥多摩だけで毎年7・8人の方が山岳事故で亡くなっているとのことです。

 

全国的に見ると300人くらいの方が死亡または行方不明になっている。

 

こんなスポーツが他にありますか?と仰っていました。

 

 

確かにこれをスポーツと考えたらこんな危険なスポーツはありません。

 

ですから山登りはアドベンチャーであり、自分磨きの遊びであり、また健康増進法なんです、きっと。

 

 

 

遭難しないために

 

ところで病気やケガで遭難しないためには、体力をつけ自分のチカラに見合った山を登ることです。

 

登りたい山ではなく、登れる山に登るということ。

 

そうすれば遭難のリスクはかなり軽減します。

 

気持ちよく山登りを楽しみましょう。

 

なんてったって 遊び なんですから。

 

 

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