道標に頼ってはいけない

◉道標に頼ってはいけない

 

こんにちは、山登りインストラクターのmoetanです。

 

 

 

道標が少ない?

 

以前こんな話を聞いたことがあります。

 

 

道標を頼りに山を登ってくる人が増えている。

 

 

つまり、地図を持って行かない登山者が多くなってきているということらしいです。

 

中には「道標が少ないからルートが分かりにくい」と山小屋にクレームをつける登山者までいるといいます。

 

 

 

道標に頼っていると

 

登山道が整備されている低山ならまだ分かります。

 

そういう山ですと道標も親切すぎるくらい設置されていますからね。

 

ですが先ほどの話は長野県での、しかも北アルプスでの話です。

 

 

 

高山であれば天候が急変することは良くあることです。

 

視界が利かない何てことも。

 

そんな時に地図を持っていなければどうなるのか?

 

道迷いから遭難ということは十分に考えられます。

 

 

 

地図とコンパスは必携!

 

地図読みは地図だけではできません。

 

コンパス(磁石)がさらに必要です。

 

この二つを使って自分の位置を確認し、目的地までのルートを見つけるのです。

 

 

山はその気があれば誰でも登れます。

 

知識や経験がなくても登ろうと思えば登れるんです。

 

ですが、知識や経験それに技術がなければ安全に登ることはできません。

 

 

地図も持たずに今まで登っていた人は、たまたまアクシデントに見舞われず、たまたま無事に下山できた、ということに過ぎません。

 

山を登るのに必要最低限の装備があります。

 

地図やコンパスはその必要最低限の装備の一つです。

 

遭難してからでは遅いのです。

 

安心して山登りができるよう必ず持参するようにしましょう。

 

オススメは、「山と高原地図」(昭文社)です。

 

 

雪山登山の装備(余談)

 

前回の続きになります。

 

栃木県の高校山岳部の遭難事故で、いわゆる雪山登山三種の神器を装備していなかったことがさほど問題視されていません。

 

わたしの知る限りということですから、あるいは問題になっているのかもしれませんが。

 

雪山登山三種の神器とは、ビーコン・ゾンデ棒・ショベルです。

 

いずれも雪崩遭難にあった時に雪に埋もれてしまった遭難者を探し出し救助するための道具です。

 

とはいっても、これらがあるから必ず助け出せるものでもありません。

 

ですが、何もないよりは高確率で救出できると思います。

 

 

使い方を簡単に記せば、ビーコンは受信モードにすることで雪崩に巻き込まれた遭難者の位置を割り出すことができます。

 

ゾンデ棒はプローブとも言い、ビーコンで位置を確認したのち長く伸ばしたゾンデ棒を雪面に刺すことで遭難位置を特定します。

 

位置が特定出来たらショベルで掘り救助するというわけです。

 

 

ですので、雪山登山で一人でもこの装備を携えていなかったらまともなパーティーとは言えないでしょう。

 

それなのに今回の高校山岳部の装備には誰一人として持っていなかったという話です。

 

ここにもかなり大きな問題が隠されていますね。

 

 

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