山登りにはリスクもありますよ!

◎山登りにはリスクもありますよ!

 

こんにちは、山登りインストラクターのmoetanです。

 

 

これまで山登りが心身にいかに良い影響を与えてくれるかを書いてきました。

 

山登りの効用です。

 

 

しかし山登りにはリスクがあることも知っておいてください。

 

そのリスクの一番大きなものが遭難です。

 

ここが他のスポーツと違うところ!

 

命の危険にさらされることがある、ということです。

 

 

 

原因はさまざまです。

・道迷い

・滑落・転落などによるケガ

・天候悪化による行動不能 などです。

 

 

実は恥ずかしながらわたしは二度遭難しそうになったことがあります。

 

今回はそのうちの一つを紹介します。

 

 

 

2010年1月6日、奥多摩の御岳山(東京都青梅市 929m)に家族3人で登る計画でした。

 

普段とは別ルートで登りたかったので、鳩ノ巣駅を起点として歩き始めます。

 

大楢峠を経由して御岳山に登るルートです。

 

 

山道に入りしばらく歩いているとだんだん道が細くなってきました。

 

これは道、間違えたかなと思い少し戻ってみます。

 

ある分岐点に来たので、ここを間違えたのかなと思い、そちらの道を進みます。

 

ところがこっちの道も徐々に細くなり、しまいには道自体が無くなってしまいました。

 

 

正直焦りました。

 

来た道を戻るにもその道が分からなくなっています。

 

こうなった時にはとにかく上に登れという教えを思い出し、ひたすら登ります。

 

 

人間の心理としては下の方に降りたくなるのですが、そうするとさらに迷い込み完全に遭難してしまうということです。

 

遭難を扱った本を読んでいると必ずこのことは出てきます。

 

ですのでひたすら登りました。

 

登っていると必ずどこかの尾根に出るというのです。

 

 

登っているところは当然人が歩いたところではなく、しかも枯れ葉が積もっていて歩きにくいこと。

 

登っても枯れ葉と一緒にズルズルと下がってしまう状態です。

 

かみさん曰く、アリ地獄のようだった!

 

 

それでも這いつくばって這いつくばってなんとか尾根道にたどり着きます。

 

その時の少しホッとした写真です。

 

果たしてここは何処なのか、と考えながら登り方向に歩いて行くと上から降りてくる登山者に出くわします。

 

正規のルートに乗ったんだ!

 

この時のうれしさは、ホッとしたようななんとも形容しがたいものでした。

 

 

 

登って行くと山頂に出ました。

 

なんと尾根を二つくらい越えた大塚山(東京都青梅市・奥多摩町 920.3m)に着いてしまったのですね。

 

 

御岳山までのコースタイムが3時間20分くらいのところを、大塚山までで5時間弱。

 

疲れ果てたのを覚えています。

 

それでも目的の御岳山までは登って帰りました。

 

 

かみさんと息子からはその後何度も、遭難しかかったと恨み言を言われ、その都度肩身の狭い思いをしたものです。

 

 

 

 

その年の5月4日に道迷いを検証しに行きました。

 

なぜ道に迷ったのか、どこでルートを間違えたのかを確認したかったのです。

 

だってどう考えたって迷うはずのないルートなんですから。

 

 

行って分かりました。

 

こんなところで間違えたのかよ~、ってくらい単純な話でした。

 

歩き慣れていた時期で、山舐めてたんですかね。

 

しかし良い教訓にはなりました。

 

どんな山でもルートはしっかり把握する。

どんな山でもリスクはある。

 

もう一つの遭難話はまた別の機会に。